.ig Copyright (C) 1989-2000, 2001 Free Software Foundation, Inc. Permission is granted to make and distribute verbatim copies of this manual provided the copyright notice and this permission notice are preserved on all copies. Permission is granted to copy and distribute modified versions of this manual under the conditions for verbatim copying, provided that the entire resulting derived work is distributed under the terms of a permission notice identical to this one. Permission is granted to copy and distribute translations of this manual into another language, under the above conditions for modified versions, except that this permission notice may be included in translations approved by the Free Software Foundation instead of in the original English. .. .\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man1/indxbib.1,v 1.6 2001/05/14 01:07:24 horikawa Exp $ .TH INDXBIB 1 "6 August 2001" "Groff Version 1.17.2" .SH 名称 indxbib \- 文献目録データベース用の逆引きインデックスの作成 .SH 書式 .nr a \n(.j .ad l .nr i \n(.i .in +\w'\fBindxbib 'u .ti \niu .B indxbib .de OP .ie \\n(.$-1 .RI "[\ \fB\\$1\fP" "\\$2" "\ ]" .el .RB "[\ " "\\$1" "\ ]" .. .OP \-vw .OP \-c file .OP \-d dir .OP \-f file .OP \-h n .OP \-i string .OP \-k n .OP \-l n .OP \-n n .OP \-o file .OP \-t n .RI [\ filename \|.\|.\|.\ ] .ad \na .PP コマンドラインオプションとパラメータの間に、空白を置くことが可能です。 .SH 解説 .B indxbib は、 .IR filename \|.\|.\|. で指定される文献目録データベースの逆引きインデックスを作成します。逆引きインデックスは .BR refer (1) 、 .BR lookbib (1) 、 .BR lkbib (1) で利用されます。このインデックスのファイル名は .IB filename .i となります(インデックスはいったんテンポラリファイルに書き込まれ、この 名前にリネームされます)。 .B \-f オプションを使い、また .B \-o オプションの指定もファイル名の指定もしなかった場合には、インデックスファイルは .BR Ind.i という名前となります。 .LP 文献目録データベースは、空行によってレコードに分けられています。 レコード内では、各フィールドは、行頭にある .B % の文字で始まります。フィールドは、 .B % に続いた一文字の名前を持ちます。 .LP .BR \-c 、 .BR \-n 、 .BR \-l 、および .B \-t のオプションによって指定された値は、インデックスの中に格納されます。 インデックスを検索する時には、ユーザが指定する検索キーは、これらのオプションに 従って、捨てられたり切りつめられてしまいます。 しかし、インデックスを検索して見付かったレコードが、実際にユーザが指定した検索キーを 含んでいる、ということを確かめる場合には、検索キーには そのような修正は行われません。 これは、 ユーザが指定した検索キーのうち少なくとも1つが (-l オプション等によって捨てられることなく) インデックスに登録されており、 かつ検索キーのうちの少なくとも(-t オプションによって)切りつめられた部分を インデックスのユーザが指定できるならば、 これらのオプションがインデックス作成時に使われたかどうか、ユーザは気にする必要が ない、ということを意味します。 .B \-i オプションによって指定された値もインデックス内に保存され、 インデックスを使った検索に適合するレコードがキーに適合するか否かを検証する時に使用します。 .\" うーんこんな訳でいいのかなぁ...ちょっと自信なし... .SH オプション .TP .B \-v バージョン番号を表示します。 .TP .B \-w ファイル全体に対してインデックスを作成します。 各々のファイルが、別々のレコードとなります。 .TP .BI \-c file .BR /usr/share/dict/eign の代わりに、 .I file から共通語の一覧を読み込みます。 .TP .BI \-d dir インデックスに格納する現在の作業ディレクトリのパスとして .BR pwd (1) で表示されるパスの代わりに .I dir を使います。 通常、 .I dir は BR pwd (1) で表示されるディレクトリを差すシンボリックリンクとします。 .TP .BI \-f file インデックスを作るファイルを .IR file から読み込みます。 .I file が .BR \- の場合には、ファイルは標準入力から読み込まれます。 .B \-f オプションは1つまでしか使用できません。 .TP .BI \-i string フィールド名が .IR string に含まれているフィールドの内容についてのインデックスは作成しません。 .I string の初期値は .BR XYZ です。 .TP .BI \-h n ハッシュテーブルのサイズとして .I n 以上の素数を用います。 .I n を大きくすると検索は速くなりますが、インデックスは大きくなり、また .B indxbib はより多くのメモリを消費するようになります。 .I n の初期値は997です。 .TP .BI \-k n 入力レコードに対する検索キーの数を、最大で .I n 個にします。 .I n の初期値は100です。 .TP .BI \-l n .IR n 文字未満の検索キーを捨てます。 .I n の初期値は3です。 .TP .BI \-n n .I n 個の共通語を、ありふれたものから順に捨てます。 .I n の初期値は100です。 .TP .BI \-o basename インデックスの名前を .IB basename .i\fR とします。 .TP .BI \-t n 検索キーを .IR n 文字で切り捨てます。 .I n の初期値は6です。 .SH 関連ファイル .TP \w'\fBindxbib\fIXXXXXX'u+2n .IB filename .i インデックスです。 .TP .B Ind.i デフォルトのインデックス名です。 .TP .B /usr/share/dict/eign 共通語の一覧です。 .TP .BI indxbib XXXXXX テンポラリファイルです。 .SH 関連項目 .BR refer (1), .BR lkbib (1), .BR lookbib (1) . .\" Local Variables: .\" mode: nroff .\" End: