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WCSWIDTH(3) Linux Programmer's Manual WCSWIDTH(3)

名前

wcswidth - 固定サイズのワイド文字文字列の表示に必要なカラム数を求める

書式

#define _XOPEN_SOURCE             /* feature_test_macros(7) 参照 */
#include <wchar.h>

int wcswidth(const wchar_t *s, size_t n);

説明

wcswidth() 関数は、s が指すワイド文字文字列を表現するために 必要なカラム数を返す。ただし、最大 n 文字しか処理しない。 印刷可能でないワイド文字が文字列に含まれる場合には、 -1 が返される。

返り値

wcswidth() 関数は、ワイド文字文字列 s の表現に必要なカラム数 を返す。ただしワイド文字文字列は最大 n 個に切り詰められる。

属性

マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)

wcswidth() 関数は、例外付きのスレッドセーフである。実行中に setlocale(3) を呼び出してロケールを変更しない限り、マルチスレッドアプリケーションで安全に使用することができる。

準拠

POSIX.1-2001.

注意

wcswidth() の動作は現在のロケールの LC_CTYPE カテゴリーに依存する。

関連項目

iswprint(3), wcwidth(3)

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

2014-01-22 GNU